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CADgateの概念

◆ CADgateとは

CADgateは、DTPにおいて最も普及している、アドビシステムズ社イラストレーターファイルとCADの分野において最も一般的なファイルフォーマットである、DXF及びDWGファイルとの形状データ交換を目的とするプログラムです。
イラストレーターのファイルフォーマットは、アドビシステムズ社が開発したPostScript言語を元にしたフォーマットで、多くの点でCADの概念とは異なります。

DXF;米国オートデスク社が規定しているASCIIのテキスト形式によるCADの図面フォーマットでAutoCADのバージョンに伴い機能が拡張されています。

DXFには以下の バージョンがあります。
   ◆GX-3
   ◆GX-5
   ◆R12
   ◆R13
   ◆R14
   ◆AutoCAD2000
注;CADgateで入出力する形式はR12以降をサポートしています。

DWG;AutoCADの専用ファイルフォーマット
バージョンについては、DXFと同様で、CADGateでの出力形式はR12以降をサポートしています。

DXF/DWGは、最も普及したファイルフォーマットの一つですが、それゆえ多くのCADや、DTPプログラムが独自の方言とも言えるDXFのデータ交換プログラムを開発してしまった経緯から、上記のような様々なバージョンのうち、古いものしか読込・書込が出来ないあるいは、最近のものしかサポートしていないなどの問題がある他、同一バージョンでも特定の要素しかサポートしないなど様々なDXFファイル(ないしデータ)が存在します。

CADgateは、様々なDXFフォーマットがある中で、出来る限り多くのCAD、DTPで読み込めるように、DXFフォーマットの規定元であるオートデスク社のAutoCADが入出力を行うDXF/DWGを標準として開発されています。

CADgateによって出力したDXF/DWGファイルが特定のCAD、DTPで読み込めない場合は以下の理由が考えられます。
1. 読込む側のシステムの対応するDXF/DWGのバージョンがCADgateとは異なる。
2. 読込む側のシステムが、特定要素をサポートしていない。

また、CADgateが読込めない場合も同様に
1. 出力側のシステムのDXF/DWGのバージョンがCADgateとは異なる。
2. 出力側の特定要素がイラストレーターオブジェクトに無い要素を含んでいる。
3. 出力されたDXF/DWGファイルの形式が不正である。
ということが考えられます。

CADgateを利用するにあたり、受け側のDXF,DWGのサポートするバージョンを確認してご利用いただけるようお願い致します。
※変換されたDWG・DXFファイルはAutoCADのR12・R13・R14・AutoCAD2000に準拠したものが前提です。

1. 直接AutoCAD(または、AutoCAD LT)などに取り込む場合
2. 他のDXF・DWGをサポートしているCADアプリケーションで取り込む場合

2番の場合は、各種アプリケーションによりDXF・DWGの変換仕様が異なるので一旦、AutoCADで保存(SAVE)したDXF・DWGを各種アプリケーションに取り込んでテストしていただくことをおすすめします。

※図面・グラフィックデザイン・販促物などの作成物の用途によって最適なデータの再利用が可能になります。

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イラストレーターファイルとDXF/DWG

1. 幾何形状
イラストレーターファイルは、16383pt(バージョン8から、それ以前は8640pt)四方の2次元空間を持ちます。
DTPの世界では、1インチを72ptとして扱いますが、イラストレーターファイルは、16383ptすなわち、役227.5inch四方(約5.8m四方)の広さを想定し、その2次元の仮想空間内に、ベクトルデータを配置しています。
イラストレーターファイル中のすべての幾何形状は、ベジエという曲線の方程式で表現されます。
イラストレーターでは、パスを描きますと、そのパスは制御点と呼ばれる点の位置データの並び(ベクトル)として、ラインもしくは、カーブが生成されます。
内部的に持つデータは、全てポイントで、例えば、イラストレーターで、描いた10mmの矩形は28.35ポイントの矩形として表現されています。

これに対して、DXF及びDWGは、3次元の幾何形状の表現をするためのフォーマットで、空間の大きさの制限は無く、また各図面の単位系は任意に指定出来ます。

以下はイラストレーターにおける1辺の長さが10ptの四角形の表現です。

10 0 m
;座標(10,0)に移動(矩形の始点)
10 10 L
;座標(10,0)から(10,10)へラインを作成
0 10 L
;座標(10,10)から(0,10)へラインを作成
0 0 L
;座標(0,10)から(0,0)へラインを作成
10 0 L
;座標(0,0)から(10,0)へラインを作成(始点に戻り、閉図形の作成)
 
 
以下は、座標(0,0,0)を始点とし、(10,0,0)を終点とするDXFの表現です。

AcDbLine  ;以下に線分要素のデータが続くことを示すマーカー
10 ;始点のX座標
0.0 ;始点のX座標の値 = "0"
20 ;始点のY座標
0.0 ;始点のY座標の値 = "0"
30 ;始点のZ座標
0.0 ;始点のZ座標の値 = "0"
11 ;終点のX座標
10.0 ;終点のX座標の値 = "10.0"
21 ;終点のY座標
0.0 ;終点のY座標の値 = "0"
31 ;終点のZ座標
0.0 ;終点のZ座標の値 = "0"

イラストレーター(PostScript)は、CADデータのように要素という概念は無く、幾何形状に関してイラストレーターファイルは、どの点から、どの点をどのように結ぶかを記述したテキストファイルです。
例えば、直線は2点を結ぶラインとして表現され、カーブは、曲率や、入力ベクトルを定義することにより、自由なカーブを表現します。
円ツールを使用して円や、楕円を描いた場合も、実際には円や楕円という概念は無く、円、楕円に見えるいくつかの連結されたパスとして円や楕円を表現しています。
これに対して、CADで扱うデータは、要素というものを定義し、それぞれの要素が必要情報を持ってます。例えば、円は、中心点の座標と、半径の値を、定義することによって表現します。

座標(0,0)を中心とした半径10ptの円をイラストレーターで描いた場合の表現

10 0 m ;座標(10,0)へ移動
10 5.5227 5.5227 10 0 10 c ;(10,0)、(10, 5.5227)、(5.5227, 10)、 (0, 10)を制御点とする3次のベジエカーブ作成
-5.5227 10 -10 5.5227 -10 0 c ;(0,10)、(-5.5227,10)、(-10,5.5227)、(-10, 0)を制御点とする3次のベジエカーブ作成
-10 -5.5227 -5.5227 -10 0 -10 c ;(-10,0)、(-10,-5.5227)、(-5.5227,-10)、(0, -10)を 制御点とする3次のベジエカーブ作成
5.5227 -10 10 -5.5227 10 0 c ;(0,-10)、(5.5227,-10)、(10,-5.5227)、(10, 0)を制御点とする3次のベジエカーブ作成

座標(0,0)を中心とした半径10の円のDXFにおける表現

AcDbCircle 
;以下に円要素のデータが続くことを示すマーカー
10
;中心点のX座標
0.0 ;中心点のX座標の値 = "0"
20 ;中心点のY座標
0.0 ;中心点のY座標の値 = "0"
30 ;中心点のZ座標
0.0 ;中心点のZ座標の値 = "0"
40 ;円の半径
10.0 ;円の半径の値    = "10.0"
  
  
2.精度

イラストレータは前述のように、データの内部表現はポイントにより表現を行いその有効桁数は、小数点以下4位までとなります。
一般的なCADの倍精度(有効数字上位16桁)に比較すればもちろん、単精度(有効数字上位8桁)にくらべても、小さな形状では精度の面では劣ります。
データ交換を繰り返すうちに、精度はさらに落ちますのでご使用に際して、高い精度を要求される作業に関してはこの点に留意してご使用願います。

3.スケール
イラストレーターは、アートワークで指示した通りの大きさで、プリンターなどへ外部出力します。これに対してCADでは、様々な大きさの図面を扱い、各図面ごとに実寸の解釈が異なります。
イラストレーターのアートを意図したサイズで読み込むためには、正しくスケールをかけてDXF/DWGへ出力する必要があります。
例えば、イラストレーター上で描いた半径100mmの円をCAD上で1mの円として、扱うためには10倍のスケールをかけた上で、DXF/DWGに出力する必要があります。
また、イラストレータの作図領域を越えるCAD図面に関しては、作図領域に収まるようにスケールをかける必要があります。
例えば、地図データなどの大きなファイルはこれに相当します。

4.形状の変換
イラストレーターは、前述のように全て、ベジェで表現され、円、円弧などの概念はありません。
CADgateは、イラストレーターから、DXF/DWGに変換する際に、イラストレーター側でユーザーが円ツールを使用して描いたオブジェクトは、CADgatが、DXF/DWGにおける円要素に変換して良いと判断した場合は、円に変換します。
それ以外の、アートワークに関しては、DXF/DWGのR12形式で出力する場合は、ラインもしくはポリラインに変換します。
R13、R14形式の場合は、形状によりライン、ポリライン、3次スプラインに変換します。

5.CADtools2.0JR1以降との関係
CADgateは、弊社取扱いの、米国Hot Door社のイラストレーター対応プラグイン"CADtools2.0JR1以降"と合わせて利用すると最大限の活用できます。
CADtools2.0JR1は、イラストレーターでは持たない"寸法"という概念を持ちます。
寸法は、CADの世界では一般的な概念で、DXF/DWGも寸法を要素として持ちます。
CADgateとCADtoolsを使用することにより、寸法も正確に変換され、イラストレーター上で、寸法のスタイルを編集出来るなど飛躍的に作業を向上させることが出来ます。
 
 

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