Grasshopper (Rhino6): 複数人で作業できるコンポーネント

Rhino6からGrasshopperが正式に搭載されました。基本的にRhino5で作成したGHファイルはRhino6でも読み込むことが出来ます(Rhino6非対応のプラグインを使った場合などは除きます)。また一部新しく追加されたコンポーネントがあります。その中のDataInputとDataOutputコンポーネント(共にParams/Util内にあります)をご紹介したいと思います。

このコンポーネントはサーバーなど共有できるフォルダにデータ(ghdata形式)を置くことで、Rhinoで言うところのWorksession機能の様に複数人が同時に作業することができるものとなります。

従来のGrasshopperでは一つのghファイルにコンポーネントをまとめたデータを保存する為、複数の方が同時に作業することが出来ませんでした。ですが、このコンポーネントを使用することでアルゴリズムを作成する箇所を各々の担当者で分担して進めることができます。

動画では2つのGrasshopperの間で、DataInputとDataOutputコンポーネントを使用しデータを受け渡しています。
(映像右下の字幕ボタン(CC)を押すことで、より詳細な説明が出ます。)