Rhinoceros: 診断(2)-プラグインツールが原因?

Rhinocerosには、FlamingoやBongo、CrossCADをはじめ、機能を追加・強化する、多種多様なプラグインツールがあります。
プラグインツールは、ご利用環境や作業を快適にしますが、ソフトウェア自体の問題やプラグインツール同士の競合により、Rhinoの動作が不安定になることがあります。

特に、新たにプラグインツールをインストールした直後等、プラグインツールによる原因かどうか確認するには、対象のプラグインをRhinoに読込ませずに、Rhinoを起動します。

プラグインツールの読込みを保護する設定は、次のとおりです。

1. Rhinoオプションの「プラグイン」ページを開く。

ツールメニュー>オプション を実行、Rhinoオプションのプラグインをクリックします。

2. 読込ませない(ロードしない)プラグインを指定。対象のプラグインツールの「ロード保護」をチェック。

画像のダイアログで[はい]を選択。
Rhinoオプションを[OK]で閉じて、ライノを終了します。

3. Rhinoを起動。

Rhinoを通常どおり起動すると、手順2で選択したプラグインをロードするか確認するダイアログが表示されます。

※ 例では、ACIS(*.sat)形式をRhinoに直接入力する、データ変換ツール「CrossCad」を選択しています。

このダイアログで[いいえ]を選択すると、対象のプラグインを読込ませずに、Rhinoを起動します。

なお、ロード保護を解除(読込みできるように)するには、手順2で指定したプラグインからチェックを外します。
※ 次回Rhino起動時より、自動的に読込まれます。

Rhinoceros: 診断(1)- Rhinoセーフモード