ライセンス管理ツールZoo

複数のコンピュータでの利用
(ライセンス・フローティング運用)ができます!

Zoo 製品概要

Zoo(ズー)とは、RhinocerosおよびRhinocerosプラグイン製品のライセンスを一元管理して、フローティング化するソフトウェア(無償)です。
お持ちのライセンス数より多い台数のPCで、Rhinoceros関連製品を利用する場合、Zoo (ワークグループ・ライセンス・マネージャー)を使った運用をお勧めしています。同時起動ができるのは、ライセンス数以下となります。

利用例

オフィスで・・・常時使用するのは2人(2ライセンス)だが、オフィスのどのPCでも使えるようにしたい。
外出先で・・・普段はデスクトップPCでRhino6を利用。出張先や自宅にノートPCで持ち出して使いたい。

使用方法

  1. ネットワーク上のWindowsコンピューターから、Zooのホストにする1台を選びます。
  2. 選んだコンピューターにZooをダウンロード、インストールします。
  3. ファイアウォールでTCPポート80が開かれていることを確認します。
  4. ZooAdminを実行し、お持ちのRhinoライセンスキーを追加します。
  5. ネットワーク上のコンピューター(ホスト以外)にてZooとRhinoをインストールし、フローティングライセンスを使用します。

対応製品一覧

Zoo8対応製品一覧

製品名 商用版教育版ラボラトリー*²
Rhino 8〇*¹×〇*¹
Rhino 7〇*¹×〇*¹
Rhino 6〇*¹×〇*¹
Rhino 5 for Win×
Rhino 5 for Mac〇*¹×〇*¹
Rhino 4.0以前×××
VisualARQ 3〇*³×〇*³
VisualARQ 2〇*³×〇*³
Lands Design 6〇*³×〇*³
Lands Design 5〇*³×〇*³
Bongo 2.0×
Flamingo nXt 5×
Flamingo nXt×
Brazil 2.0×
Penguin 2.0×

Zoo4対応製品一覧

製品名商用版教育版ラボラトリー*2
Rhino 4.0
Rhino 3.0×
Rhino 2.0×
Bongo 1.0×
Brazil 2.0
Flamingo nXt
Flamingo 2.0
Flamingo1.0×
Penguin 2.0
Penguin 1.0×

※1 ZooはWindows OS上で動作します。
※2 ライセンスのチェックアウト(持ち出し)期間は最長「30日」です。
※3 Zoo8に加え専用のZooプラグインが必要です。下記ページよりダウンロード、インストールください。

Zoo8とZoo7について
Rhino8発売に伴い、Zoo7は廃止されZoo8に統合されました。機能については、Zoo7とZoo8は同じです。

Zoo4について
Rhino4.0以前のバージョン対応のZoo4.0は、Windows8以降のOSでは動作保証外となります。
2020年1月のWindows7のサポート終了後、Zooでの運用を引き続きご希望の場合は、Rhino最新バージョンのご使用をお勧めいたします。

主な機能

ライセンス管理機能

Zooは複数のライセンスを1ヶ所に保管し、同じネットワーク上のユーザーとRhinoを共有できます。
ソフトウェアをインストールするPCの数はライセンスの範囲を超えても構わませんが、同時起動はライセンス数以下に限ります。
また、Flamingo、Penguin、Bongo、Brazilのプラグインツールのライセンスも共有も可能です。

チェックアウト・チェックイン機能

ライセンスは「チェックアウト」(ライセンスの持出し)が可能で、ノートパソコン等でライセンスを取得後、ネットワークから接続を切断してもアプリケーションを使用することができます。
ライセンスを返却するには、チェックアウトしたZooが所属するネットワークに接続して、ライセンスを「チェックイン」にします。
また、チェックアウトの期間を指定することも可能です。
チェックアウト機能について詳細はこちら

Rhino for Macにも対応

Zoo8は、Rhino for Macのライセンスに対応しています。ホストにはWindowsPCが必要です。

動作環境・価格

動作環境

  • Zoo 8とRhino 5、6、7、8を使用するすべてのPCが、同じネットワークに所属(LANで接続)していることが必要です。
  • Zoo 8は、Windows 7以降のOSで動作します(Windows XP はサポートしていません)。
  • Zoo 8の動作には、Microsoft .NET Framework 4.8のインストールが必要です(詳細はMicroSoftの関連ページをご確認ください)。
    参考:LAN Zoo は Microsoft .NET Framework 4.8 が必要です(開発元Wiki)
  • Zooは通信にTCPポート80を使います。
    このためZooをインストールするWindowsベースのシステムに、以下を含むTCPポート80を使う他のソフトウェアが実行されていてはいけません。
    • Windows®サービス用のインターネット インフォメーション サービス(IIS)
    • Apache HTTP Server
    • Skype
  • 参照:開発元Zooページ

価格

無償