Windows版、Mac版ともにRhino8が最新です。どちらもGrasshopperを標準搭載しています。ただしGrasshopperのプラグインはRhino for Macでは使えない場合が多いので、事前に各種プラグインの提供要件をご確認ください。
Rhino8はRhino for WindowsとRhino for Macのどちらでも同じライセンスキーでお使いいただけます。ただし同時起動できるのはお持ちのライセンス数までになりますので、下記の例を参照に使用方法をご確認ください。
例:ライセンス1本所有の場合
スタンドアロン・・・Win、Macにかかわらず一つのPCにしかインストールできません。
CloudZoo(Rhinoアカウント)・・・Win、Macどちらにもインストール可能ですが、同時起動はできません。
Zoo・・・Win、Macどちらでもインストール可能ですが、同時起動はできません(Zooを入れる管理PCはWinのみ)。
保守料は一切かかりません。更新費用も必要ありません。ただし購入時のバージョンから新しいバージョンに変える場合は、アップグレードライセンスの購入が必要です。
教育版は、規定条件に該当する学生・教員のみがご購入できる、単一のライセンスです。規定条件を必ずご確認ください。購入者本人のみの使用に限られますので譲渡不可で、ZooやCloudZooでのチーム管理はできません。ラボラトリー版は単一の教室または研究室において30ユーザーまで同時に使用することができるライセンスです。ZooまたはCloudZooを使っての運用となりますので(詳細は下記参照)、管理者が必要です。教育版・ラボラトリー版いずれも機能は商用版と同じです。
そのままお使いいただけます。アップグレードをご希望の場合は商用版アップグレードライセンスをお買い求めください。
ひとつのライセンスを複数のメンバーやPCで交互に使用したい場合、フローティング(浮いている)という形でライセンスを管理します。CloudZoo(クラウドズー)やZoo(ズー)という方法があります。図書館(=CloudZooまたはZoo)の中に本(=ライセンス)を置いておくと、借りに来た人(=メンバー)が借りられるというイメージです。誰かが借りている間は他の人は借りることができません。CloudZooを使うにはRhinoアカウントが必要で、インターネット上のページでメールアドレス・氏名・電話番号によって作成し、そこにライセンスを登録します。
CloudZooとZooの違いは、開発元の用意したインターネット上にある場(クラウドサーバー)で管理するか、社内のサーバーで管理するかの違いです。インターネット接続が容易な環境ならCloudZooが向いています。
詳しくはRhino8: Step1 インストールの流れ~ライセンス認証方法を選択をご覧ください。
ライセンスの管理方法はライセンス購入後にご自身で設定いただきます。いずれも料金はかかりません。また別の管理方法に任意のタイミングで変更も可能です。切り替え方法(Windows) 切り替え方法(Mac)
ライセンスキーはRhinoのライセンス認証時に入力して使用します。ご購入時にメールで届く、RH80-––– という形式のものになります。PCの入れ替えや再インストールの際に必ず必要ですので、大切に保管いただきますようお願いいたします。
シリアル番号はライセンス認証には使用しません。Rhinoを起動して、ヘルプメニュー>Rhinocerosについて で表示される画面の右下に「SN:~」で表示されるものになります(スタンドアロン認証の場合)。
Rhinoに機能を追加します。Rhino for Macでは、Grasshopper以外のプラグインは対応していません。詳細は製品名をクリックしてご確認ください。
- 建築モデリング機能の追加:VisualARQ(ビジュアルアーク)
- ランドスケープデザイン(景観設計・造園)機能の追加:Lands Design(ランズデザイン)
- パラメトリックアルゴリズム機能(標準搭載):Grasshopper(グラスホッパー)
- 動画機能の追加:Bongo(ボンゴ)
インストールしたRhinoを使うために、ライセンスキーとメールアドレスで認証させることを指します。バリデーションを行うと、ライセンスキーとメールアドレスはセットになって開発元で管理されます。ライセンスキーを不正に入手して使用しようとしても、メールアドレスが違うと使えない仕様になっています。一度バリデーションすればあとは同じPCでは必要ありませんが、他のPCに変える際は再度バリデーションを行う必要があります。ライセンスキーとメールアドレスを忘れないように管理してください。CloudZoo(Rhinoアカウント)でライセンスを管理する場合はバリデーションは不要です。
Rhinoのパネルメニューから「ヘルプ」を選択、または右側のパネルタブの横で右クリックで「ヘルプ」パネルを表示させます。「自動更新」にチェックを入れておけば、コマンドを実行するたびにそのコマンドの操作やオプション説明が表示されます。「行いたい機能から操作を調べる」や、モデリングの基本操作、動画なども載っています。また「F1」キーを押せば、ブラウザ上でヘルプが開きます。またこちらから直接ヘルプページにアクセスできます。ヘルプはオンライン環境でご覧いただけます。
~その他参考ページ~
- Tips集:操作やモデリングに関するヒントを記載。
- McNeel Rhinoceros Forums:開発元の運営するフォーラム(英語)。操作やエラーに関する質疑応答など。
- Grasshopper コンポーネントIndex:Grasshopper+Kangaroo2の全コンポーネントの使い方を日本語で解説。
- Rhinoceros・Grasshopper 関連書籍 レベルマップ:書籍で学びたい方のためのレベルマップ。
- マニュアル・チュートリアルダウンロード:各種マニュアル、チュートリアルをダウンロードできます。
- ソフト概要・チャート・マップから選ぶ:トレーニングをご検討の方に、ソフト概要・チャート・マップをご用意しております。