Windows11のPCにてRhino8起動の際に、Rhino8ライセンス登録済のRhinoアカウントでログインしているにも関わらず、
「Rhinoを接続できません。」と表示され起動ができないといった報告が寄せられています。
- ファイアウォールで指定URLへのアクセスを許可しても問題が改善されない場合(方法は下記ページに記載)
- または同じPCでRhino7は起動でき、Rhino8のみが起動できない場合
このような状況の場合は、ライセンスサーバーへの接続ではなく.NETに関連する問題の可能性があります。
.NETに関連する問題の解決方法
原因
Rhino8はデフォルトで .NET Coreを使用します。
Windows では.NET Coreがアクティブな場合、一部の古いプラグインは実行されず、
代わりに従来の.NET Frameworkが必要になります。
以下の手順で.NET Frameworkを使用するように変更することで、問題が解決する場合があります。
レジストリを使用して Rhino が常に .NET Framework を使用するように変更する
- Windowsスタートメニューを開き、検索窓に「レジストリ」と入力し「レジストリエディター」を起動します。
2. 左メニューから HKEY_CURRENT_USER\Software\McNeel\Rhinoceros\8.0\Global Options を参照します。
3. 上メニューの 編集>新規>文字列値 を選択して新規作成を行い、名前を「DotNetRuntime」に設定します。
4. そのデータを選択して上メニューの編集を実行し、値のデータを「netfx」に設定します。