Zoo: 利用状況を記録

ライノセラスやフラミンゴのライセンスを管理するツール「Zoo」(ズー)には、利用状況を記録する機能があります。

利用状況は、以下のように記録され、CSV形式で保存されます。
※ CSV形式は、Microsoft社メモ帳といったテキストエディタやエクセル等の表計算ソフトウェアで開くことができます。

Date,Time,Type,Computer,User,Product,Total,Used
04/12/2012,11:46:07 AM,Grant,PC01,USER01,Rhinoceros 4.0,5,2
04/12/2012,03:09:25 PM,Grant,PC01,USER01,Flamingo 2.0,3,1
04/12/2012,03:26:49 PM,Return,PC01USER01,Flamingo 2.0,3,0
04/12/2012,06:19:50 PM,Return,PC01,USER01,Rhinoceros 4.0,5,1

◆ 利用状況記録ファイルの内容

この記録(ログ)の意味は、例えば...
04/12/2012,11:46:07 AM,Grant,PC01,USER01,Rhinoceros 4.0,5,2
“2012年4月12日 11時46分、「PC01」というコンピューターで「USER01」というユーザーに、Rhino4.0のライセンス利用を許可”
...という内容です。

なお、ログファイル上部に記載されている項目の意味は次のとおりです。

・ Date,Time = 通信を行った日付、時間
・ Type = 通信の内容
Grant: ライセンスの要求が許可された
CheckOut: ライセンスがチェックアウトされた
CheckIn: チェックアウトされていたライセンスがチェックインされた
Return: 前に要求されたライセンスが製品が終了されたため戻された
・ Computer = 通信を行ったシステム
・ User = ユーザー名
・ Product = 使用された製品
・ Total = Zooに登録されている上記製品の合計ライセンス数
・ Used = 処理完了後に使用中となる上記製品の合計ライセンス数

◆ 利用記録機能の設定

この機能を使用するには、Zoo Optionsダイアログ(*)にある「Enable usage logging」(利用を記録)にチェックを入れます。
(*) ZooのToolsメニュー>Options を実行。

また、「Usage tracking duration」では記録する期間を指定できます。
(Daily=毎日, Weekly=毎週, Monthly=毎月)

◆ 利用状況ログファイルの所在

ZooのToolsメニュー>View Usage Logsを実行すると、
ログファイルのフォルダーを開きます。
※ デフォルトでは、C:ProgramDataMcNeelZoo4.0Usage

また、ログファイルは、ログの開始日付によって名前が付きます。
形式は、<年><月><日>.CSVです。 (例: 20120413.csv)

開発元ウィキ「Zooの情報、トラブルシューティング」