Grasshopperを使った、「Rhino上にある複数のRの中心点および座標とR寸法を表示させる方法」をご紹介します。
一つのファイルに多くのR(※)が存在する場合などにお勧めです。
※円弧で作成したカーブが対象です。自由曲線の場合は指定位置によってR値が異なるため適しません。
以下のghデータを使います(クリックでダウンロードできます)。Rhinoデータのサンプルもよろしければお使いください。
ArcDimension_201806.zip
①Rhinoを起動しコマンドプロンプトに「
Rhino6であればバッタのアイコン(標準タブ右から2番目)
②Rhino側で寸法を入れたい.3dmを開きます。
③Grasshopperの「File>Open Document…」で ArcDimension0614.
④Crvコンポーネントを右クリック、Set Multiple Curvesを選択し、Rhino画面で必要なカーブを選択しEnterを押します。
多くの曲線を一度に選択したい場合は、あらかじめRhinoのステータスバー>フィルターで「曲線」のみを選択しておくことで、
ctrl+A(すべて選択)ですべての曲線のみを指定できます。
⑤デフォルトで小数点以下の桁数が2ケタに指定されていますが、変更したい場合はExpressionコンポーネントをダブルクリックし、
数字を2から希望の桁数に変更し、OKを押します。
⑥選択オブジェクトを表示するプレビュー設定にして、
GrasshopperのPointコンポーネント、TagコンポーネントをクリックでRhino側に表示してみます。
選択オブジェクトを表示するプレビュー設定
コンポーネントを選択したGrasshopper(左)とRhino(右)の表示。
緑で表示されているのがGrasshopperの選択および結果です。
⑦Rhinoデータとして保存したい場合は右クリックで「
Bake後