Grasshopperコンポーネント基礎講座では、Grasshopper Indexページで紹介されているコンポーネントを解説していきます。
第1回目は「Horizontal Frameコンポーネント」です。
Horizontal Frameコンポーネントってなあに?
Horizontal Frameコンポーネントは簡単にいうと、
Rhinoで描いた曲線上の好きなポイントに、進行方向に沿った水平な作業平面をつくるコンポーネントです。
Horizontal Frameにジオメトリコンポーネントをつなげれば
曲線上の任意の位置に円柱や立方体を配置することができます。
どうやって使うの?
実際に使ってみましょう。
Step1
Rhinoで描いた曲線を[Curve]コンポーネントに格納します。
Step2
Horizontal Frameの「C」端子に[Curve]コンポーネントをつなぎます。
Step3
Horizontal Frameの「t」端子は、作業平面をつくりたい位置を
パラメーター値で指定するので、0~1までの範囲の[NumberSlider]をつなぎます。
Point! 今回のように複数の数値を指定する場合は[Gene Pool]コンポーネントを使うと便利です。
Step4
F端子にジオメトリコンポーネントを繋ぎます。
▼Cylinderコンポーネントを繋いだ例
Step5
「t」端子でパラメーター値を指定しているので、Horizontal Frameの「C」端子上で右クリックし
”Reparameterize”を設定しておくのを忘れないようにしましょう。
→「t」と「Reparameterize」についての詳細はこちら
▼Grasshopperコンポーネント基礎講座①Horizontal Frameコンポーネントを動画で見る▼